それは人の心の奥底の―――

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【読み】名前の読み方
【性別】性別ナシは×
【年齢】一般的に任務に参加できそうな年齢で
【職業】学生から公務員まで
【PR】そのキャラの大まかな特徴
【性格】そのキャラの性格
【容姿】身長や服装まで
【邂逅】根付いた負の感情とそうなった経緯
【備考】その他、書き足したい事をどうぞ。
刹那゜さん (6wrgw850)2018/11/6 20:16 (No.7858)削除
【読み】緒騨川菊助(おだがわきくすけ)
【性別】男
【年齢】47
【職業】(元警官)古物商
【PR】薄目めっちゃ薄目、昭和の優しいお兄さん、外見は20後半
【性格】天然、喋り方がゆっくり
【容姿】190cm緑と黒のギンガムチェックのコート、ワイシャツに黒ズボン
【邂逅】後悔
警官時代
とある事件の犯人を取り逃がし
その犯人は逃げた先で放火事件をおこす
(死者多数)
だがさらに逃亡を計った
犯人を追いその犯人の手により最愛の婚約者を殺され更には信頼していた上司にも裏切られ婚約者の遺族からは人殺し扱いをされ、そして彼は自分への後悔、攻めが脳のリミットを越え
精神の疾患(記憶障害)を負い古物商となった
【備考】彼は警官時代は覚えていないだが彼の体はすべての記憶を今も覚え彼を蝕んでいく.............
返信
あるさん (6vyrowex)2018/10/17 18:13 (No.7611)削除
【読み】狗乾 縫愛(いぬいぬいぬいめ)
【性別】♀
【年齢】23
【職業】インダストリアルデザイナー
【PR】巨乳、活発、機械知識、デザインセンス、交渉人、お節介
【性格】自由奔放で傍若無人で破天荒なお節介焼きのお姉さん。一人称は私、二人称は君。悩み事や悔やみ事が大嫌いであり、常に世間一般という価値基準や"普通"を憎んでいる。
【容姿】身長170cmと女性としては少し高めであり、大きなおっぱいと金髪と露出度の高い服装が彼女を"姉貴"たらしめている由縁だろう。
【邂逅】≪嫌悪感≫
彼女は、恵まれた家庭に生まれ、恵まれた環境で育った。何不自由なく育てられた彼女は小学校、中学校と進み、そして周りに居る恵まれなかった存在に気付くのだ。十数年間、運も幸福も平等であると教えられてきた彼女はその不幸を嘆く表情を不運を恨むその言葉を、彼女は何よりも嫌った。誰が悪い訳じゃない、誰がどんな罪を犯した訳でも無い、もしも罪を犯した者が居るのなら悪い奴が居るのならそいつの名前はきっとセカイという奴だろう。
恵まれず、憐れで、不幸で、不当な者達を見て、彼女は抱いたのだ。
そんな理不尽なセカイへの"嫌悪感"を…
【備考】フリーランスのデザイナーであり家具や文房具や日用品そして工業製品や家電製品に至るまであらゆる"日常の一部"を飾り付ける天才である。しかし、彼女の本当の才能はデザイナーとしての腕ではなく、クライアントの表情一つで何を考えているか、何を求めているか読み解いてしまうその感受性にあった。フリーランスである以上、製作も宣伝も交渉も全て自分次第、ならば、と彼女は何手先をも視野に含む思考を脳内に構築したのである。仕事柄、商品のデザインを決める際にその商品の中身を理解しなければならないと思い、電工学や化学、薬学、物理学とあらゆる日用品に関する知識を蓄えたのもその思考ゆえだろう。
あるさん (6wqmbpvq)2018/11/6 06:00削除
【世界嫌悪の拳】Mk.2
鉄製の腕輪、開発初期に作った失敗作であり腕を後ろに振りかぶればガントレットへと変形する。ただし内部機構に異常があり5発ほど何かを殴るとショートして爆発する。今は鈴石焔の手元にある。

【届いちゃう君】Mk.7
炭化タングステン製の腕輪。彼女初の成功作品であり腕を前へと振り抜けばワイヤーが射出されそれを振り被ればワイヤー全体に電磁力が発生する。電磁力の強弱切替などはデンキブランによって制御されている。彼女は「パーフェクト・レンジ」だなんて呼んでいる。

【気狂いの腕輪】Mk.12
炭化タングステン製の腕輪。彼女の最新作であり愛用武器である。乾電池の電力を用いた電磁力で鉄製の弾丸を射出する。本来はエアガン程度の威力だがデンキブランの力で拳銃並みの威力へと変貌する。腕を後ろに振りかぶればガントレットへと変形し、腕を前へと振り抜けば弾丸が射出される。デンキブランの力で射出される事もあるが口頭での命令で無ければ不可能。彼女は「クレイジーブレスレット」だなんて呼んでいる。
●捕縛用アタッチメント
弾丸に樹脂を付着させる事で熱により溶解し傘の様に空中で広がって対象物に纏わりつき空冷で固まる。
返信
アカリさん (6vz3dj1c)2018/10/17 23:40 (No.7615)削除
【読み】天乃原アカリ(アマノハラアカリ)
【性別】女
【年齢】25歳
【職業】婦人警官
【PR】酒好き婦警さん、お酒は強め、人付き合いは良い、いい加減、おっぱい←
【性格】一人称:私、二人称:呼び捨てor「名前」君・ちゃん・さん
いい加減な婦警さん。その性格故か、大事な時にミスをするのがたまにキズではある。お酒と人と話してる時が一番の幸せで、自分の幸せを優先的にとってしまって、色々と抜けている事もしばしば。それでも婦警であるからなのか、それとも元からの性格なのか正義感は人一倍あるようで、他人の為ならば自分の身を粗末に扱う事だって厭わない
【容姿】162cm。綺麗な銀色の髪で、解けば腰辺りまで伸びた髪を丁寧に編み込みされた後ろ髪に、リゾート地の海を連想させるような青い瞳をしている。服装は婦警らしい格好で、頭には帽子を被って制服もしっかりと着こなし、手には真っ白な布の手袋、タイトスカートに黒のタイツと黒のヒール…とまるで絵に描いたような婦警さんの図、ただやはり性格的な面で通常勤務時以外の時は制服のボタンを外したりしているので、彼女の大きな胸が直接見えてしまう事もしばしばあるとか
【邂逅】『自棄』
彼女に根付いた負の感情は『自棄』
元々は彼女を含めて兄と姉が兄弟としている五人家族の一番下の子だった彼女。兄は医者、姉は弁護士、両親も有名企業で共働きしているなど、生まれた時から優秀な人ばかりのとても恵まれた家族、いや恵まれ過ぎた家族の一員だった。しかし彼女は、この家族の中では異常な程に「平凡」であった。学業も習い事も人並みには上達するが、それ以上にならない。何とか婦人警官となった後も、ミスばかりでいつも迷惑をかけてしまう。そして、そんな自分を彼女はお酒で忘れようとするのだ、お酒はダメだった私を綺麗サッパリ流してくれるのだから
婦警になってから幾らか経ったある日、彼女は目の前で人が殺される瞬間に遭遇してしまった。女性は腹部をナイフで深々と刺されて、苦しそうにこちらを睨みつけるように訴えかけながら、息を引き取った。犯人は後に無事逮捕されたが、彼女にはあの女性の最後の目が忘れなれないのだ。「どうしてお前が生きて、私が死んでしまうのか」そんな事を言われてるような気がしてしまうのだ。酒を飲んで忘れようとしても、美味しい物を食べて忘れようとしても、あの目はずっと私の事を縛り続ける。もしあの時私が犠牲になっていたならば?もしあの時、少しでも犯人を抑えるのが早かったならば?もしもの話がずっと頭に浮かんできて、その度に私の中で言葉に出来ない自分への怒りが募っていく。自分みたいにいい加減で中途半端な人間よりあの人の方がこの世界には必要だったんじゃないか?そんな事を考えていた時には自分は歩道橋の上から下を見下ろしていた。…ここからなら簡単に死ぬ事が出来るだろうか…身を乗り出して歩道橋から落ちる数秒前、まるで自分を殺すのを止めるように『それ』は現れた。まるで、他人の後を追って自分の身さえも粗末に扱う自分を、思った通りに動けなかった自分を酒で忘れようとする自分…【自棄】の感情に溢れた彼女を嘲笑うように、『それ』は腹部の大きな口はニタリと釣り上げてみせたのだ
【備考】12/3生まれ。勉強は警官になれる程度の学力は持ち合わせていて、一応武術も合気道の初段を会得しているようで、決して身体能力は悪くない。ただ、それを使って彼女の中の理想図で動かそうとすると、上手に事が運んだ試しはなくて、結局今日も酒に飲まれて忘れる日々を繰り返している。ただ、やはり毎日のようにお酒を飲んでいるせいか、ある程度耐性がついてしまったようで、周りの人間が潰れてしまう事が多いらしい
怪異とはそこそこ良い関係を築いている様子。というのも彼女が居なければ、今頃自分は墓石の下に居たのだろうから、たとえ自分の自棄から生まれたものだとしても、今ここに自分が居ると言うのはそう言う事なのだから

【アフィニティ】
【宿主】自棄
【実体】発現時のみ実体化
【能力】生物消去
【射程】中距離
【汚染】初期数値3
【概要】太く長い無数の触手と腹部に大きな口を持つ異形の怪異。この怪異は発現時に宿主以外の生き物を見境無く喰らい尽くす。対象は宿主から半径5m以内の全ての生き物であり、殆どの場合抵抗の余儀無く食べられてしまう。この怪異の食欲は汚染数値によって変わり、1日に食べる事ができるのは汚染数値×1人までとなる
「いい加減で良いんですよ、いい加減で」
アカリさん (6vz3dj1c)2018/11/5 23:28削除
【邂逅II】『卑下』
この対策局に来て、色んな人に出会った。いつも不安小学生に、自己嫌悪する書店員さん、世界を嫌ったデザイナーに、ひたすらに熱血な男子高校生、自責に苛まれる男の子や怠け者な捻くれ者…その他にも色んな性格や特徴を持った人々と目を合わし、色んな話をした。楽しかった時も、辛かった時も色んな時間があったけれど、局の人達は私に優しく接してくれたし、私が困った時には手を出して助けてくれた。

____だからなのかな、自分という存在が周りよりも劣って見えてしまう。みんなと過ごした時間の分だけ、私の中には自分に対する劣等感が芽生えてしまう

卑下自体は小さい時から私の中に確かにいた。周りの有能な人とダメな自分を比べて、自分という存在がいかに劣っているかを認識して、誰かに手を伸ばして助けてもらおうとしたり、「そんな事ないよ」なんて言われたくて必死に遠回しにアピールしていた。今だってそれは変わってない、多少自分で出来るようになっても、結局彼女は誰かの二番目。必ず劣った部分が露呈して、結局周りのお荷物になってしまう。私は誰かに手伝ってもらって、初めて役に立てる存在なのだ。めんどくさい性格なのも分かってるし、構って欲しいだけなのも分かってる。だけど、周りの人を見てしまうと自然にそんな事を考えてしまう

羨ましい、私は局の人達を見てそうおもった。私には不安の子の様な純粋さや優しさはないし、自己嫌悪さんの様な包容力もない、嫌悪感の人の様な芯の通った生き方も出来てない、熱血君の様な確かな正義心もない、自責の子の様な他者を導く様な言葉をかけてあげられない…ないないないない、私には何もない。誰かに誇れる様な確かなものが私にはない、だから羨ましさと同時に他人に認められたい…という感情が強く出るようになっていた。怪異事件が立て続けに起こる中、何も出来なかったのが良い例だろうか?自分なんてどうせダメな人間、誰かに助けてもらって初めて私が成立するような中途半端な存在。

____きっと、そんな昔からの積み重ねが彼女を呼び起こしたのだろう。『その子』は私の部屋で、私の前に現れた。真っ黒な色をしていて、窓から差し込んだ月の光に照らされるたびにその体をまるで宝石のの様にキラキラと輝かせている。触手が伸びている様は、まるでアフィニティを思い出すが、私はこれがすぐに私の怪異なのだと気がついた。『その子』はアフィニティとは違って、ニタリとも笑わなかったけれど、窓から吹き込む秋の風に靡く触手と鉱石の様な体は…非日常感を表していて、奇妙な怖さがあっただろう

【アイアン・レディー】
【宿主】卑下
【実体】発現時のみ実体化
【能力】モラトリアムの卵殻
【射程】中距離
【汚染】初期数値4
【概要】黒曜石の様な堅く綺麗な鉱石で構築された怪異。少女から伸びる意志を持った触手が触れたモノはそれが何であろうと硬化する。硬化時間はたった10分間(1ロル)だが、その硬化した部分が砕けたり削れたり切れる事は無い。この世界で唯一"シュレッダー"でも切れない物体と化す。ただし、同じ対象にこの力は使えず、1日で汚染数値×1か所にしか使えない。
返信
湯たんぽさん (6wom8crx)2018/11/4 20:22 (No.7837)削除
【読み】淡井 詩昏 (あわい しぐれ)
【性別】女
【年齢】16
【職業】学生(不登校) アマチュアフォトグラファー
【PR】謙虚、撮影知識、高校生、こじらせ
【性格】自信のなさが外側にまで滲み出るほど謙虚な性格。「私なんか別に」が口癖。自分ではなんの特技も才能もないと思い込んでしまっているこじらせガール。会話するときは、自分がつまらない人間だと思われないようにできるだけ高校生らしく接している
【容姿】身長:156cm やや痩せ型
黒よりの灰色から白のグラデーションがかったボブヘアー。サイドには白色のピンどめをつけている。瞳は赤色で二重。健康的な白い肌で多少は顔立ちが整っている。(特別かわいいわけではない)服装は淡い水色の膝上ほどのTシャツパーカーに黒の上着を羽織り、膝上のデニムスカートをはいている。
常に一眼レフを担いでいる
【邂逅】≪無力感≫
両親とも平凡ながら、幸せな家庭に長女として生まれてきた。下には3歳年が離れた弟がいる。
弟が生まれるまでは平和だった。

生まれた弟は平凡な両親や自分とは逆に才能で満ち溢れる天才だった。

全てのステータスが平均かそれ以下、習い事をしてもなかなか上達しない自分と、何をしても完璧にこなしてしまう弟といつも比べられてしまう。

そして今まで言われ続けた言葉

「貴方はなにをやってもダメね」

この言葉が具現化したかのように、いつの日か怪異が付きまとうようになっていた。

それを言われ続けられた彼女は「自分はなにをやってもダメな人間だから」と挑戦を恐れるようになり、中学から続けてきたカメラも、誰にも作品を見せずただ自己満足のためだけにやっている趣味と化している。たまーに写真をコンテストに応募してみるも微妙な賞や落選を繰り返している。





【備考】
怪異がついてから親元を離れ、この町へ越してきた。学校は通信制だが勉強意欲が削がれてしまい、週3日の学校もほぼ行かなくなっている。
今は近所の喫茶店でバイト中。
写真の腕はそれなりにあるが、自信のなさが写真全面に出ている気がする。もったいない。どこかにある喫茶店に行けば彼女の写真を見る事ができるかも

ちなみに怪異現象対策局には近々行くはず_____


【怪異】フレンチ・カクタス
【宿主】無力感
【実体】夜間のみ視認可能
【能力】魔の手
【射程】遠距離
【汚染】初期数値3
【概要】悪魔の様な怪異、フレンチ・コネクションと対になる怪異であり、この怪異は透過しながら宿主と重なり、宿主が手を伸ばした方向に自身の腕を切り離して飛ばす事ができる。宿主が手を動かす速度と同等の速度でこの怪異の腕は宿主から半径15m+汚染数値×1m範囲内を自在に動き回り物理的に干渉する事ができる。どうやらホワイト・ルシアンとは仲が悪い様だ。
返信
ヒイロさん (6vw4ksvw)2018/11/2 02:30 (No.7827)削除
【読み】星野 彩煌(ホシノ アキ)
【性別】男
【年齢】16
【職業】エンジニア/BAR_Turquoiseの従業員
【PR】子孫 クロスオーバー 遺伝 ママ(♂)
【性格】あやゆる面で平等性と正当性を重視し、良識や道徳に従って行動をする。自分に厳しく、他人にも厳しい性格ではあるが、母性.....とでも言うのだろうか、何だかんだで子どもには甘いようで、押しに弱い部分もある。
【容姿】身長175cm。両親が何方も女性であるためか、体つきや顔立ちなどは女性に近い。緋彩遺伝の金髪の碧眼。髪質も緋彩に似て、上等な方である。目元のあたりは輝煌丸の遺伝を引き継いでか、ややつり目風である。後ろ髪の長さは肩まで伸びており、時折ヘアバンドで纏めてポニーテール風にすることもある。肌は色白で此方はどちらかというと緋彩よりである。服装は清楚な服を好んで選び着るようにしているようで、白いワイシャツに青色のジーンズ、だんだんと寒くなって来たため、藍色の絹セーターや、茶色のダウンコートなどを上に着ている。
【邂逅】《屈辱》
ヒーローの家系の長男として生まれた彼の両親は、なんと、どちらも女性であった。世界を救った英雄である子孫の名に恥じぬよう、清く正しく、真面目な人になろうと幼い頃から仁義や礼節を重んじ、良識と倫理観を学んできた。

...————が、小学生に上がる頃、彼は初の授業参観の日にひとりだけ『父親』がいないことがクラスメイトにバレてしまい、笑いものにされ、馬鹿にされ、元々、子どもらしからぬ、大人びた性格だった故か、先生や他保護者に好感度が高かったため、クラスメイト...特に同じ男子生徒から妬みや嫌悪感を買ってしまい、その日を境にして、悪質ないじめ行為を受けるようになった。...しかし、彼の《屈辱》はそこで発生したものではない、彼は遺伝的に『鬼』の血を引いているためか、力任せの蹴りや拳を振れば、相手が小学生であれば、簡単に返り討ちにしてやることが出来たのだ。

...————だが、問題はその後に起こってしまう。...いじめ側のグループの保護者が、寄って集って、彼の両親を問い詰め、責任を求めて来たのだ。...所謂、モンスターペアレントと呼ばれる者達であったのだろう。両親達は対応に困り、学校にも助けを求めたが、相手にされなかったようである。

...更には学校側にも責任を求めて来て、最終的には彼が過剰な暴行を加えた生徒として、謹慎処分を受けることとなったのだ。...つまるところ、彼は校内では『悪』というレッテルを貼られ、積み上げてきた善行は全て無意味と化して、校内では『悪者退治』という名目で、再び悪質ないじめが再開したのだった。

それ以降、彼は抵抗の意思を見せることなく、何も抵抗出来ないという無念と、両親を困らせてしまい、ヒーロー家族の中で『悪者』というレッテルを貼られたことの悔しさは、彼の《屈辱》の念を肥大化させるきっかけとなり、中学生に上がる頃、彼はヨシワラと出会う事となる。

『...情けない。それでも奴の孫か?』

いつものように辱めを受けていた彼の前に現れたその"鬼"は、軽くいじめていた生徒達をあしらった後、そう呟いて、彼の前に立った。...そして、どうやらその"鬼"は人探しの途中で、探している人物が彼の祖父に当たる人物だと打ち明かしたのである。

『ヨシワラ』と名乗る"鬼"はBAR_Turquoiseにある【怪奇現象対策局】を紹介をして、そこで従業員を務めながら、独学で勉学を学んだ方が良いと勧めて来れば、以降現在に至るまで、『ヨシワラ』が教師として、彼が必要としている知識について、教鞭をとることなり、ここに数奇な運命が絡み合い、ヨシワラと彼の間で『先生』と『生徒』という関係性が生まれたのだった。

【備考】一人称は『僕』激情に駆られると『俺』に変わる。二人称は『君』『〇〇さん』『貴様』『お前』など

輝煌丸と緋彩の息子ではあるが、ヒーローを目指しているかと尋ねられれば、そうでもないらしい。...だが、少なくとも英雄の血筋であることは自負しているようで、それを欠くような振る舞い方や言動はしないようにしている。...両親がどちらも女性であったため、仕方の無いことではあるのだが、思春期を迎えている彼にとって、自分の体に戸惑う部分があるようではある。

『ヨシワラ』
【宿主】屈辱
【実体】発現時のみ実体化
【能力】伝導
【射程】遠距離
【汚染】初期数値7
【概要】鬼の様な怪異であり、ワイルド・レッドヘッドを冥界に連れ戻そうと冥界から来たのだが途中で憐れな人間を見つけて憑りついてしまったらしい。この怪異が発言している間、宿主とこの怪異が放った攻撃や衝撃などは物体を伝導して最長15m先へまで伝える事ができる。つまり、地面を殴ったのなら、地面を伝って15m先の地面に落ちている物へとその衝撃がそのまま伝わるという事である。
「あまりジロジロと見てくれるなよ?...男なんだから。」
返信
掃除屋さん (6vuonz5x)2018/11/1 17:29 (No.7822)削除
【読み】
斑 紀澪(まだら きれい)
【性別】
男性
【年齢】
17
【職業】
掃除屋
【PR】
男の娘・裏社会・馬鹿力・掃除術・薬学系・隠蔽術
【性格】
一人称:ウチ、二人称:呼び捨て・ゴミ・汚染物質。かなり口が悪く礼儀がなっていない。下ネタもベラベラと喋る。脅迫概念があまりにも強すぎて、世界の全てが汚染物質と勘違いをしておりメンバーにさえゴム手袋越しでないと触ることが出来ない。触って来たら発狂する。話はまだ通じる方みたいだが……。
【容姿】
147センチ。アホ毛が一本立ち、真っ黒な髪をポニーテール。すみれ色のタレ目。薄らとクマが出来ており、小学生みたいな顔つきに全体的に白く細いが筋肉質。胸筋肉でBはあるだろう。ガスマスクをつけ黒いパーカー、赤ネクタイ、黒のゴム手袋、白シャツ、スカート、黒タイツ、ローファーは常に綺麗なものしか身につけない。大量の薬品入り香水瓶・掃除道具を大きめなアタッシュケースに詰め込んでいる。
【邂逅】
-ゴットファーザー(復讐)-
彼は汚染物質が嫌いだ。どうして嫌いになったかさえ忘れてしまったが、小さな頃から嫌いだったのだろう。キッカケは小さなこと、幼稚園の時に友人が潰したいも虫の残骸を見て《気持ち悪い》と抱いたことである。
周りのみんなは笑っているのに、自分は笑えなかった。次に他人が触ったもの、友達、食べ物、家族、空気、空、汚染されていくように自分に映る全てが腐敗し、異臭を匂わせ、灰色へと変わっていく。
どうしてみんなこんな醜い世界で生きていける!どうしてこんなにも汚染された物体を触れる!理解できない。気持ち悪い、無理、しんどい、憎い……。蹲る彼に心配した家族が触った時、渦巻く感情を抑えきれなくなった彼は《家族という肉溜まり》を綺麗に掃除をした。
気づいてしまった。そうか、自分が可笑しいのではない。周りの全てが汚染物質で可笑しいのだ。自分が自分のためのに穢れない世界を生み出さなくては。今の世界を掃除しなくては。まずは手始めに目の前のモノを綺麗にしましょう。ゴミは綺麗に掃除をしなくては。
仇は視界に映るモノ全て。壮大な復讐劇が始まった時、偉大なるゴットファーザーが静かに目覚めた。
【備考】
中学校卒業と同時に掃除屋となった少年。通常の掃除も《裏》の掃除も黙々とする。薬など危ないこともしているようだが……。ガスマスクを外すことは食事・お風呂以外なく、彼の顔が見えるとしたら目の部分が大半だろう。素肌を触られると蕁麻疹が立ってしまう。なお、下着は女性ものだから覗いちゃダメよ。
ゴミはゴミ箱へ
返信
キリザワの人さん (6wc1j2t1)2018/10/27 01:09 (No.7760)削除
【読み】徒智 真間(あだち しんま)
【性別】男
【年齢】19
【職業】フリーター
【PR】正義感が強い おせっかい ウブ
【性格】曲がった事が嫌いで、それが他人であれ何とかしようと動く、おせっかい。
【容姿】黒髪で、中肉中背なTHE日本人。いつもメガネを掛けていて、眼自体は結構悪い。青のセーターを好んで着ていることが多い。
【邂逅】
彼女と出会ったのは、自分の母親を殺した時だった。

真間の母親は異常だった。少なくとも真間の16年間で得た常識の中では。
彼女はただ玉の輿に乗った何も出来ない幼児のようだった。家事は雇った家政婦にすべてやらせ、自分は働きもせずに毎夜毎夜どこかへ出て行っては朝になって帰って来る。自分は家政婦の作った料理を食べて、風呂に入って寝るだけという家族のだんらんも糞もない毎日だ。
父親は外資系の仕事なので帰ってくることが少なく、帰って来ても翌朝にはお金を置いて仕事へ出かけていく。彼は一家の大黒柱としてお金を稼いできてくれているのだ。触れ合いが少ないのは仕方のないことだと理解していた。

これが理想の母親像かと聞かれれば断じて違う。その思いは日に日に募り、ついに母親が見知らぬ男を家に連れてきた時、堪忍袋が切れたのだった。こんな糞みたいな女は生かしておいても何の役にも立たないと、寝ていた女の脳天をハサミで突き刺し、ねじ込んだ。彼は16歳の時に人殺しをしたのだ。
殺した直後はこの世の汚点を消すことが出来たと満足だったが、返り血を洗面台で落とすくらいには人を殺したという罪悪感に襲われ、手が震えて血をうまく洗い落とせなくなっていた。そんなときにふと声がして、
「アンタの正義、とくと見させてもらった。その行動力は称賛するに値するね。」
と背後に女性が現れていたのだった。
【備考】母親を殺した罪は父親が罰金を支払ったことで実刑はまのがれた。
が、父親とのかかわりがこれまで以上に少なくなった。
彼が抱える負の心は”自分の正義は正しかったのか否か”と"人殺しをした罪悪感"の二つ。
「君は間違ってない。大丈夫。」
キリザワの人さん (6wc1j2t1)2018/10/27 01:11削除
怪異は”照葉樹林”です
キリザワの人さん (6wc1j2t1)2018/10/31 20:42削除
【邂逅 2】 -忘れようとしていた感覚ー
この感覚は前にもあった事だ。

殺人罪をなかったことにした後、どこからか噂が漏れた高校で”無責任な人殺し”と呼ばれ、誰も寄り付こうとしなかった。決して寂しいとかではないが、これまで小学校中学校と大人しい友達たちと本を貸し借りしたりしていた真間にとっては少しだけ心が軋むような気がした。
そんな心の軋みは先日、再び訪れた。対策局の任務の時だ。自分は入って間もない新人だったとはいえ、何も出来ずに終わり、出番も何もなく帰ってきた時、再びその感覚に襲われた。
任務が終わって、帰って手を洗う。いつもの事だが今日だけは違った。水が重ねた手にまとわりつき、手の形をして包み込んだのだ。そして蛇口から出てくる水は流動的に形を変え、可愛らしい少女をかたどり、人肌に染まれば、その少女はこちらに笑顔を向けた。そして、彼女の指が動くと空中に水で文字を描いた。

「私はアルディラ。よろしくね、新しい宿主さん。」
返信
麻奈美さん (6vvbo5u7)2018/10/15 08:21 (No.7565)削除
【読み】二階堂 麻奈美(ニカイドウ マナミ)
【性別】女性
【年齢】24歳
【職業】書店員
【PR】[地味・飽き性・ネガティブ・創作趣味]
【性格】
一人称:私/二人称:君・○○くん(ちゃん)
逃げ癖が強く、自己肯定感が低い。その場に溶け込んだり地味に混ざり込んだり、耐え忍ぶ事は下手じゃないが苦手。深く考え込み過ぎて、ネガティブになってしまいがち。
人に知られたくはないが熱しやすくて冷めやすく、飽き性。長く続いている趣味は“絵と小説”であり、ヲタク趣味っぽいがヲタクであるかすら曖昧。

【容姿】
身長159cmでふくよかな体型。顔は良くも悪くも普通だが、あまり化粧をしない。微妙に結べるか結べないか位の長さの黒髪で、茶色の瞳を持つ。黒縁の眼鏡はかなり分厚い。
服は黒や白で地味目な物ばかりを選び、スカートは絶対に穿かずジーパンやチノパンが多め。靴は殆どスニーカー。たまに気紛れにショーとブーツを履く程度。右手の中指にスタールビーの指輪を嵌めている。

【邂逅】
≪自己嫌悪≫小学1年生の頃に母が病死し、父子家庭で過ごす。たまに祖母に支えられながらも、弟と共に不自由なく育てられた。しかし彼女は高校に上がった時、ただ“周りと趣味が合わなかった”だけで孤立し、暫く我慢の日々を送るも突如糸が切れたかのように不登校となった。
彼女は突然変化した自分や環境に混乱するが、父親は彼女に自由に道を選ばせてくれたし、周りも心配してくれた。その後定時制に行くがまた上手くいかず、通信制でも暫く上手くいかず、停滞を数回続けやっとのことで卒業は出来た。そのまま彼女は逃げるように無理矢理自立し、書店員として就職する。この停滞の期間に積もり積もった自分への嫌気や、自分として生きることへの苦痛からジャック・ローズが憑いた。
彼女はありふれていそうな自分の人生を振り返れば“死にたい”と言い、“自分が嫌いだ”と言う。それが決して正しいか、本当に自分が嫌いなのか彼女にも分かっていない。しかし彼女は想像以上に優しかった友達を、家族を、世界を思い出せば、その期待に応えられなかった事への懺悔を口にしながら自分を呪い嫌悪する。あまりにも凄惨過ぎたなら、あまりにも悲劇だったなら、他の所為に出来たのに。全ては自分の所為に過ぎなかったからだ。

【備考】
1月15日生まれ。好きな食べ物はイチゴとリンゴ。町内にある普通の書店で、普通に働いている。対策局に来たのは結構最近。ジャック・ローズの事は認識していたが、その能力を知ったのも最近の出来事。最初は気持ち悪がっていたものの寂しがりの自分の隣に居てくれたので、何となく嫌いになれず今では同居人的な意識でいる。かなりのネット好きで、SNSと一次創作ブログをこっそりやっている。

【ジャック・ローズ】
【宿主】自己嫌悪
【実体】視認のみ可能
【能力】変身
【射程】近距離
【汚染】初期数値3
【概要】大量の触手によって構築された人型の怪異。対象の正確な外見情報もしくは対象の髪や唾液や血液などを宿主が持っている場合、それを使って自分もしくは他者を対象の姿へと変化させる事ができる。ただし、変身の方法としてこの怪異が纏わり着き、光学迷彩の応用で見た目を変化させているだけなので、触れられると違和感に気付かれる。また、他者を変化させる場合は宿主から半径1.5m以内から出てしまうと変化は解かれる。変化できる時間は汚染数値×10分(1ロル)とします。
「自分を好きになるって難しくて」
ジャック・ローズ
麻奈美さん (6wii0dfi)2018/10/31 13:37削除
【邂逅2】
≪承認欲≫彼女は自分が好きになれなかった。世の中には自分より恵まれない環境で苦しい思いをした人がいるのに、それなりに恵まれた環境にいた自分がまるで不幸であると言うかのように怪異憑きであるのが辛かった。でも不幸や苦痛は何処にでもあって、それは大きかろうが小さかろうが辛いのには変わりなく、受け入れられるべきとも理解していた。そうして周りの苦痛は全て素直に受け入れられたのに、やっぱり自分の不幸だけは自分の所為だと吐き捨ててしまっていた。
それだけ両親は自分を受け入れてくれていて、もっと周りと仲良くなれる術はあった筈で、我慢すればギリギリ社会から逸脱せずにいれたのだ。周りと違い、自分は“努力”すればどうにかなったのだ。それを怠り逃げたのは、彼女自身。自己責任の自業自得。彼女はそうやって自分を徹底的に罵倒した。

怪異憑きと触れ合う中でその傾向が増していく途中、それは最近いつの間にか其処に現れた。けろっとした顔をして小首を傾げ、彼女の足に擦りついてきた。普通の犬のように鳴き、遊び、食べて寝る。それが巨大になるという能力を知った時、彼女は自分の肥大化した“承認欲求”と向き合うことになった。
彼女は幾ら自分が嫌いでも自分を捨てきれない。嫌いな自分を誰かに認めて欲しくて、小さな不幸を抱える自分の不幸を認めて欲しくて。それでも周りの頑張ってきた人々の不幸を見る度、口を閉ざしてしまっていた。彼女の自業自得に近い境遇と、今までの怠慢、逃げてしまったという事実。それらは“承認”され、受け入れられるべきものなのだろうか。

「自分で愛せないから、誰かに愛されたい。なんて――……また、私は気持ち悪くなっちゃったね」
『ワン!』
「……うーん……」

【ソルティ・ドッグ】
【宿主】承認欲
【実体】常に実体化
【能力】巨大化
【射程】近距離
【汚染】初期数値3
【概要】ただの犬の怪異、知能も仕草も思考も全てただの犬。宿主が能力を発現することによってこの犬の怪異は汚染数値×10倍にまで巨大化する。しかし、重さも変わらなければ硬さも変わらないのでただただ大きくなるだけ、ただそれだけである。特に宿主の云う事を聞く訳でも無く、自由で温和な性格の白い犬。本当に、大きくなるだけ、ただそれだけである。
返信
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[ ]さん (6w6cd4ur)2018/10/24 10:08 (No.7734)削除
『 あの過ちは消えない、誇れる俺にもなれてない。
今の俺に残っているモノは何だ…。 』

【名前】彼ヶ嶺 密花 - higamine hisoka -
【性別】男性
【年齢】17歳
【職業】学生
【PR】孤独・引きこもり・高校生
【性格】
常に孤独感と自責の念に苛まれ、二つの感情の間で板挟みとなっている。
自身を責め続けることで、いつの間にか周囲からも距離を置かれた青年。
何かにつけて過ちを自分のせいにするのではなく、過去の出来事を自身のせいだと責め続けている。
そんな自分を知られることに怯えており、他者と関わる際にはなるべく自分を殺すよう心がけている。
過去の性格の恩恵か、周りを見て周囲の人間の様子や顔色を伺い、そこから心理状態を予測の元に掌握することに長けている。

【容姿】
174cm / 67kg
黒と白のツートーンの髪に、僅かな鋭さと多大な諦念を宿した灰色の眼。
長袖、襟で口元まで覆うような衣服の下にシャツを羽織り、下は青色のボトムスと黒いブーツが基本。
それ以外にも、高校の制服であるブレザーを着用していることも。
その際には口をマスクで覆っており、彼の口元が顕になることはほとんど無い。

【邂逅】
──自責──
“責任感の強いしっかりした子”だと言われていた。
自分の行い、発言に理由を持ち、周囲を引っ張るために人の前に立ち続けた。
無論、彼は完璧ではない。間違いを犯すこともあったが、周りの人間はそれでも彼についてきた。
それはそうだろう、“責任を押し付けられる相手”がいると言うのは都合が良いモノなのだ。
利用されながらも、彼は前に立ち続けた。利用しながら、周りは彼の背中を追いかけた。
彼の方に不満は無かった。だから、このままで良かったはずだったのに…──
肝試しだと称して訪れた廃墟の中で、“それ”は起こった。
廃墟を根城にしていた怪異に目を付けられてしまい、まず一つ、友人の首が刎ねた。
悲鳴を上げている最中にもう一つ、背中を向けて逃げる途中にまた一つ。
何とか逃げ切り、残った一人の友人と共に廃墟から脱出しようとした時、そいつが言った、「おまえのせいだ」と。
その一言だけで、彼の心は簡単に壊れてしまった。目の前で友人が次々に、鮮血を噴き出しながら息絶えていく恐怖。
その“恐怖”を引き起こし、彼らを殺したのは“自分である”と言う捻じ曲げようも否定のしようもない事実が、彼の心を殺したのである。
そこからは、当時の姿など無かったかのように人が変わった。
学校に行かなくなり、笑顔が消えた。他者と関わらなくなり、明るさが消えた。
今まで築き上げて来た“彼ヶ嶺 密花”と言う人間が死んだ瞬間だった。
人を、友人を何人も、自身の愚かな提案で殺してしまったと言う現実を夢にまで見るほどだった。
その度に、彼は他の何でもなく自分を責めた。それは、元々責任感が強い彼だから、だったのか。それとも、そうするしか無かったから、なのか。
そうして心に“自責”を巣食わせ、以前とは変わり果てた生活から数ヶ月が経ったある日、彼の前に化物が現れた。
巨大な眼球を幾つもその身にくっつけた犬のような見た目の化物。
何故だか、その姿を見た瞬間に彼は確信した。
「こいつからは逃れられない」と。あの時の化物からは逃げれても、俺はこいつからは、こいつからだけは逃げられない、と。
それを見透かしたように、化物は大きく口元を歪ませて笑みを浮かべる。
これが彼と、グラスホッパーと呼ばれる“怪異”との出会いだった。彼の心に糸を張った自責の念に張り付き、代わりに彼に力を与える。
…──過去に囚われ、自責に駆られ、動き出せない青年の、始まりの物語。
【備考】
16歳の時から親元を離れ、アパートを借りて一人暮らしをしている。
高校生でありながらも高校にはほとんど通っておらず、単位を落とさないギリギリの日にち分を出席することで進級している。
高校に通うための学費や生活費は両親から仕送りとして送られてきており、同時に自身も引越し業者でアルバイトをすることでお金を稼いでいる。
自炊をしないため、食事はいつもコンビニなどのお弁当か出前をとるかの二択。
アルバイト、通学、買い出し、対策局の任務など必要な時以外は基本外出したがらず、部屋に引きこもっていることが基本。
重いモノを運ぶアルバイトをしているため、力は強く身体は引き締まっている。
対策局に所属していることから分かるように、“自責の念”を持ち続け、過去から抜け出せない自分を変えたいと思っているのが本音。
ただ、それは過去を忘れると言うことに繋がるため、余りに無責任では無いかと言う思考が脳裏を過り、彼の行動を鈍らせている。

『 過去は変えられない、未来は知り得ない。
ならせめて、今を精一杯に生きられたら、
──俺も、少しは変われるだろうか。 』
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[ ]さん (6whyzz6p)2018/10/31 04:49削除
【邂逅 弐】
──孤独──
きっかけは、あの日の夜…“宗教団体を壊滅させる”と言う依頼が行われた日。
依頼の後、彼は路地裏で“廿楽 黃”と言う名の知人と出会ったのだ。
…──だが、全てを話すとなると事はもう少し前の時間に遡る。ちょうど、彼を含む対策局の仲間達が目的を達成すべく、各自奮闘していた時だ。
彼は、壊滅対象の宗教団体の手で捕らわれ、陵辱の限りを尽くされていた少女を助け、外へと運んでいた。
彼女は酷い状態で、彼の手で担がれ、運ばれている最中にも呻き声を漏らしていた。
……凡そ、その年の子供が口にするようなモノではない言葉と共に。
それを聞いた時、彼は思わざるを得なかった…。
「 自 分 た ち が 、 も う 少 し 早 く 助 け に 来 て い れ ば 」と。
仮に助けに来る時間が早まっていたとして、その結果が違ったのかなどは分からない。だが、その可能性を考えないことなどできなかった。
いつもそうだ。こうしていれば、こうなっていれば…そんなどうしようもない後悔から、それを考えても仕方ないと分かっていても、彼は自分を責めてしまう。
もう、彼の精神は限界だった。無機質な自分を演じている仮面が、無意識の内に剥がれてしまうほどに。
そんな状態で、彼は例の路地裏で知人の少女、廿楽 黃と出会った…或いは、出会ってしまった。
彼女は彼を理解しようとした。自分を曝け出そうとしない彼に歩み寄り、彼の苦痛を少しでも和らげようとしてくれたのだ。
だが、彼は彼女のその手を拒んだ。そしてあろうことか、“自分が苦しんでいる原因”を“彼を取り巻く周囲の人間”に押し付けたのだ。
自責…その感情が彼の心に深く根付いてから、彼は初めて責任を自分以外の誰かに移した。責任転嫁をしたのだ。
その後は、頭の中で煩わしく彼に語り続ける自責の声に襲われながら彼女の前から逃げ出した。
灯りも点いていない真っ暗な部屋の中で、彼が続いて襲われたのは“孤独”だった。
“自分の苦しみを吐き出せる他人が一人もいない”と言う事実は、ただ一人であると言うことより大きく彼の心を蝕んだ。
孤独…また一つ、自分の中に感情が根付いた気がした。ひとり、一人、独り。なら、この声もきっと、誰の耳にも入らない。
「…──誰か…」
縋るように、酷く掠れた声で彼は言葉を発した。その声は、誰の耳にも届かない。そう、届かない“はずだった”
『どうしたの?』
届くはずのない声に、応える声が聞こえた。グラスホッパー…なわけはない。
だとしたら、あの声は…お前は、誰だ?
『嫌だなぁ、忘れちゃったの?私たち、昔からの友達でしょ?■■だよ。』
……違う、そんな奴は知らない。お前のことなんて、俺は────
いや、そうだ。こいつは俺と昔から付き合いのある友人の、■野だ。そうだ、吉■のことを忘れるなんて、俺はきっとどうかしていたんだろう。
『やっと思い出してくれた?良かった。それじゃ、お話しよっか。昔みたいに、ね?密花くん。』
こうして、彼はもう一つの怪異…ではない。昔からの友人との邂逅を果たした。
“吉野”は、今も昔も変わらないな。…──それで、昔って一体、いつのことだっけ?
そんな疑問すら、少女は甘く溶かしていく。付き合いの長い友達と言う関係に、こちらがその身を浸して融かしていくように。
返信
I
IRAさん (6whrf7o0)2018/10/31 01:13 (No.7798)削除
小日向 愛空
【読み】-Kohinata Aira-
【性別】女
【年齢】18
【職業】学生
【PR】高校生│デリへル│笑顔
【性格】
一人称:ボク 二人称:キミ
いつもニコニコとした表情で、誰に対しても分け隔てなく、愛想よく接する。
ダメだと思ったことは注意するし、無理な頼み事でなければだいたいのことは聞こうとする。
誰に依存することもなく、特別仲の良い友達もいない。昔からの友達もいなければ、かといって仲間外れにされている訳でもない。
彼氏がいたのは、高校1年生の時に1度だけ。
彼女が自分自身のことを誰かに話したことは無く、学校での周囲からの印象といえば"何を考えているのか分からない"といったものくらいだ。
そんな彼女は、本来寂しがり屋で、人一倍人との接触を好むような甘えたがり。
その根底にあるのは

"愛されたい"

ただそれだけだ。
愛が何なのかは分からないけれど、この空っぽになってしまった心を満たしてもらいたい。
乾いて割れて、ボロボロになってしまったこの心を、どうか、どうか潤して欲しい。

【容姿】
身長:160cm
顔立ちは整っており、中学の時はバレー部で、高校からは帰宅部の彼女は、太っているわけでも、痩せているわけでもないちょうど良い体型をしている。ふわふわとした肉付きの太ももは、多分膝枕にぴったり。
胸は平均より大きめで、肌はかなり白い。
髪は痛み気味で、今はチェリーピンクのインナーカラー。
瞳は母親譲りの蒼。
怪異現象対策局部には、季節問わずなにかしら上着を羽織って来ている。

【邂逅】
近親相姦で産まれた子供。母親の自殺による他界。子連れの女性との再婚。義理の母からの虐待。父親のアルコール依存と暴行。義理の兄からの性的暴行。それらが生み出した家庭環境は劣悪を極め、彼女には1つの強い欲求が生まれた。

[愛欲]

それが彼女の最も大きな負の感情。怪異に取り憑かれてしまった感情である。
産まれた時から、幸せなんて感じたことがなかった。父親からは"こいつが俺を不幸にした"と酷く嫌われ、母親は精神病を患いながらも大切にしてくれた。いつも謝っていたから、母親に殴られても蹴飛ばされても階段から突き飛ばされても、私は笑って受け入れた。きっとこれは仕方の無いことなのだと思っていたから。
5歳の時、母親が目の前で飛び降り自殺をした。不思議と悲しいとは思えなかった。それをきっかけに、彼女は彼女自身の心に違和感を覚え始めてしまう。
小学2年生…7歳の春、父親が優しそうな女性と再婚をした。その女性は、自分よりもひとつ上の男の子を連れていた。
結果は、先述した通りだった。この環境は今でも何一つとして変わっていない。変わったのは、彼女が怪異と出会ってしまったということと、デリへルを始めたということくらいだ。怪異に出会ったのは高校生1年生の冬で、彼との出会いから、まだ1年しか経っていない。自殺をしようと学校の屋上に向かったところ、待ち伏せでもしていたかのように怪異がこちらを見ていたのを、今でもよく覚えている。

【備考】
虐待で深い傷がついた時だけギルビーにそれを治してもらい、その影響で精神が不安定になった日は行為をすることでそれを紛らわす。普通に考えれば負のサイクルだが、彼女にとっては、唯一天から差し伸べられた救いだった。
彼女はネットに楽曲を上げている作曲家であり、CDを出せば完売する程度には名は知れている。
ユザネは名前の通り "IRA"


ギルビー・ブレイク
近距離支援
【宿主】愛欲
【実体】発動時にのみ視認可能
【能力】自慰
【射程】近距離
【汚染】初期数値2
【概要】異形の怪異。宿主に微弱な性欲や性的快感を与え、痛覚の緩和や損傷の治癒を促進する。傷口を1つ治癒する度に汚染数値が1上昇し、24時間以内に性的な発散行為を他者とする事によってその数値は減少する。ただし、1人を相手にする事につき1の減少となる為、汚染数値を多く減少させるには多くの相手と24時間以内に行為をしなければならない。なお、対象となる相手はプレイヤーキャラクターに限られる。
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