【読み】ハナマル・ケンタロウ
【性別】男
【年齢】25
【職業】自称小説家(フリーター)
【PR】観察力、洞察力、推理力、知識力、元剣道部、
【性格】ふてぶてしく、出来る事なら目立たずに過ごしたい青年。正しい事は正しい、間違って居る事は間違って居る、と口に出し過ぎるその性格のせいで友好関係は少ない。その観察力や洞察力を"わざわざ説明するまでも無い当たり前の事"と思って居り、それを理解してもらえない事に多少の違和感を抱えながら生きている。
【容姿】身長190cm、丸い眼鏡に大正ロマンな服装、彼曰く憧れの大先生達に肖りたくてそんな恰好をしているんだとか。あまり運動神経が良い訳では無いが、ある程度の筋肉は付いている。
【邂逅】≪孤高≫
彼は昔からひとつのモノを見れば周りのあらゆるモノが大体分かってしまったのだ。歩き方ひとつで職業や性格を言い当て、食事ひとつで私生活や家庭環境を言い当て、後ろ姿ひとつでその人の思想さえ言い当ててしまう、人々は彼のその才能を見て説明を求めるのだが、彼にとってそれは当たり前の事だった。それくらい一目見れば分かるじゃないか。 …そう、彼は例えるなら問題文を見れば式も書かずに答えが解ける様な才能を有していたのだ。しかし、彼にとってはそれが当たり前なのだから、周りが理解できないと嘆く中、彼は常に一人だった。なぜ分からないのか?それが分からなかった…いつしか彼の背後には≪最強の怪異≫がぴったりと張り付いて離れなくなってしまったのだ。
【備考】小説家を目指し、バイトを掛け持ちしながら過ごしていたが、見た者が溜息を禁じ得ない程につまらないその小説の内容では売れる筈も無く、未だにうだつが上がらない。得意としているのは推理小説なのだが、その「こんなトリック説明しなくても解るだろう」という思考によって山も谷も無くセンスも相まって本当につまらない。人との付き合い方も良く分かっておらず、彼曰く「全てツカサに持っていかれた」と妹のせいにする始末。仕方があるまい、彼は孤高なのだ。
【宿主】孤高
【実体】視認のみ可能
【能力】確定事象(無能力)
【射程】無限
【汚染】初期数値9
【概要】人型の怪異。あらゆる事象を宿主が望む通りの結末へと確定させる力を持つ、と云われている怪異。しかし、その実態は物理的干渉も出来なければなんの効果も持たない怪異である。この怪異が確定事象という能力を持つと云われている所以はこの怪異が取り憑く者は非常に高度な思考力と観察力と話術を持っている者だけであり、全てを意の儘に出来る者だからである。つまり、怪異なんぞ憑かずとも怪異憑き達を捻じ伏せられる者にのみ彼は取り憑く。