それは人の心の奥底の―――

碓氷 千冬

サラトガ・クーラー

【読み】ヒスイ チフユ
【性別】 女性
【年齢】18歳
【職業】 学生
【PR】 寒がり・セーラー服・根暗・嫌われ
【性格】 一人称:私/二人称:○○さん(苗字呼び)。
大人しく常に何処を見ているのか分からない程にぼんやりと意識を飛ばしていている。基本的に反応が鈍く、話しかけられても反応しなかったり殴られたりしても痛みを感じにくかったりと精神的にも肉体的にも反応や痛覚が鈍い。
上記の事から人に誤解されやすく、然し其れを気にしないので嫌われやすい人間。年中寒いらしく常に防寒着を身に纏っている。
【容姿】 身長164㎝で痩せた骨張った体型。
青みがかった黒髪を胸下辺りで切り揃え、髪と同じく青みがかった黒いやや吊り目の瞳の女性。高校の制服である黒いセーラー服(年中長袖、スカートの丈は膝下)に黒い革靴、黒の学生鞄。その上から薄い青みがかった白のコートに青いマフラーを常に身につけている。
【邂逅】 根付いた感情は≪喪失感≫。生まれて直ぐに母を、1歳の頃に父を、4歳の頃に引き取ってくれた親戚を、6歳の頃に親しい友人を、10歳の頃に憧れた人を、12歳の頃に心の拠り所だった物を…そうやって今現在に至るまでに彼女は人間が人間である為の暖かさを得ては失いを繰り返し続けた。
其れは止まる事がない歯車のように、絶対に決められた運命のように…例えば病気、例えば事故、例えば事件…彼女が大切にしたいと思った物は全て掌から溢れ落ちていく。優しい暖かさを知らなければまだ楽だっただろうに、彼女は愛される心地よさも抱き締められた時の暖かさも…幸せな暖かさを知っている。
其れが一時の夢であったと理解していながら、もう二度と得られないと理解していながらその夢は彼女に忘れる事を許さない。彼女が狂う事を許さない。眠りにつく事を許さない。
ふと隣を見れば青い炎を操る怪異が側に居た、その存在がいつから居たのかどうしているのか彼女には理解できない。
唯今は喪失感に苛まれるこの身が寒くて寒くて堪らない。
【備考】 怪異対策局には12歳の時に保護され所属している。
年中寒いと言い続けているのは肉体が寒いからなのかそれとも精神が寒いからなのか…

サラトガ・クーラー

遠距離攻撃・阻害

【宿主】喪失感
【実体】視認のみ可能
【能力】瞬間冷却
【射程】遠距離
【汚染】初期数値8
【概要】鎧ローブを着た正体不明の怪異。蒼い火球を投擲し被弾した地点から瞬間的に凍り付いてゆく。火球の射程範囲は半径15mであり、生命体に被弾した場合、凍り付きはするが、命に別状も無く一定時間が経過すれば解放される。被弾した際の氷結範囲と生命体の解放時間は汚染数値によって決まり、汚染数値×直径1m範囲が氷結範囲、生命体に被弾した際に解放されるまでの時間は汚染数値×10分(1ロル)となる。

2018/10/14
2018/10/15