それは人の心の奥底の―――

赤龍 蒼心

レッド・アイ

【読み】セキリュウ アイト
【性別】男
【年齢】22
【職業】洗濯屋
【PR】潔癖症、完璧主義、優男、理想家、勤勉、模範的
【性格】お人よしで誰にでも寄り添える人。他人に多くは求めず、自分は人の為に多く動く。腰が低く、年配の方から高評価を必ず貰えるタイプ。模範的生徒がそのまま成長した…といった印象を受ける。
【容姿】身長180cm。肉体労働者の為、体つきもそこそこ良く、いつも静かにニコニコしている。汚れが付いても目立たない様に黒い服を好む。若干青みがかった瞳は水の様に澄んでいると洗濯屋の一部のお客の中でもっぱらの噂だ。
【邂逅】≪傲慢≫
物心付いた時から。
余りに彼に報われる環境で育った為、彼は褒められる毎に内心傲慢になっていった。
結果、宿主と共に怪異も完全に成熟した。
自分は誰よりも正しく生き、人の為になっているという傲慢さ。
【邂逅】≪強欲≫
探偵局の仕事に手ごたえを感じた蒼心が、怪異憑きという才能を活かしてのし上がろうと決意した故に憑いた怪異。
怪異絡みの事件には悲しい出来事も多い、それを防げるのは怪異を持つ自分達しか出来ない事だ。
洗濯以外でも自分は誰かを笑顔に出来るし、その権利と義務がある。蒼心はそう感じた。
それは彼の生来の真面目さから来るものか、あるいは人生の勝者故の傲慢か。

『蒼心もレッド・アイも私の物にならないかしら…』
元々はお客の叔母様の一人に憑いていた怪異だったが、その純粋で穢れの無い欲望に惹かれて蒼心に憑いた。
普段はちょっとした服の修理をする縫い針や、お客の服などを複製して使う。
レッド・アイに対しても敵意はなく、むしろその力と態度が気に入っている。
蒼心が怪異で世界を救おうと奔走すれば、救う世界の大きさによって蒼心はより燃え上がるだろう。
世界の大きさに合わせて欲は深くなり、また世界に学ぶべく謙虚になる蒼心。
弱った傲慢の怪異「レッド・アイ」と強欲の怪異の汚染の高まった蒼心、両方を自分のモノにする計画は果たして実現するのだろうか。

【備考】「そうしたら世界は平和になると思うんですよ」
誰にでも分け隔てなく公平に仕事を引き受け、どんな状態の服も同じ値段で綺麗に洗濯するらしい。
クレーム紛いの要求もすんなりとこなしてしまう…レッド・アイと共に。
昔は勉強も運動も真面目に頑張っていたので、色々な学校を薦められた。
が、全て断って実家の稼業である個人営業のクリーニング屋を引き継ぐ。最終学歴中卒。
一人称は僕、二人称は君orお客様。
座右の銘は「服も心も綺麗に」

怪異について
「最初は僕の手のひらより小さかったのに、今じゃ同じ身長だよ。びっくりするよね?言葉使いが多少荒いけど、多分根はそんな悪い人じゃないからさ。ただ時々彼が僕を酷く貶してさ…『俺はお前の傲慢さで育ったんだ。服の汚れは落とせても心の汚れで真っ黒だ。』なんて、酷いと思わない?そりゃ僕も人間だから我慢ならない事はあるよ…でもそれをぐっと我慢してきちんと洗濯した服を届ければ、皆笑顔になってくれるんだよ。そんな他人を信じている僕のどこが傲慢なんだか…君はそんな事、言わないよね?」

『他者の全てを洗い流せる…お前は神にでもなったつもりか?』
レッド・アイ本人は今の環境に不満はないらしい。
ただ宿主の心の在り様が彼の鼻に付くので、口を開けば彼を貶そうとする。
それは理想的で下劣な住居に対する、彼が唯一可能な抵抗だ。

レッド・アイ

中距離攻撃・阻害

【宿主】傲慢
【実体】発現時にのみ実体化
【能力】跪け
【射程】中距離
【汚染】初期数値3
【概要】異形の人型怪異、発現時に宿主の意の儘に動き、人間同様に物理攻撃も可能。その目に映ってしまった半径5m以内のあらゆるモノは瞬時に地面に叩きつけられる。既に地面に接地しているモノは影響を受けず、生物の場合は身体が重く成りその場で動けなくなる。汚染数値によって地面に圧し付ける重さが変わり汚染数値×50kgの重りを対象物の上に出現させるようなイメージである。

2018/10/14

ヘミングウェイ・カクテル

遠距離支援

【宿主】貪欲
【実体】視認のみ可能
【能力】複製
【射程】遠距離
【汚染】初期数値4
【概要】空中に浮遊する怪異。宿主が両手で抱えている非生物に限り能力を発動させる事ができる。発現時、能力を発現するとその対象を複製し、半径15m以内の任意の場所にそれぞれ召喚させる事ができる。この怪異の複製能力には一度に複製できる上限と時間制限が設けられており、複製上限×複製時限10分(1ロル)=汚染数値という計算になる。

2018/10/14
2018/10/15