それは人の心の奥底の―――

明日 茉莉

シャーリー・テンプル

【読み】-ヌクイ マリ-
【性別】女
【年齢】11
【職業】小学5年生
【PR】[寂しがり屋 依存体質 臆病 素直 その他伝えきれないことたくさん()]
【性格】とても寂しがり屋で、周囲に人がいないと身体を縮こませてビクビクと震えながら泣き出してしまう。誰か人でも傍に居てくれると安心するようで、誰かが傍にいるときは小学5年生らしい活発で明るい笑みを浮かべる。
...みんなが帰っちゃう"夕方"が嫌い。そしてみんなが寝静まってしまう"夜"が大嫌い。未だにひとりで寝ることが出来ず、大好きなクマのぬいぐるみを抱きながら眠るが、大抵は寂しさを拭いきれず、泣き疲れて寝てしまうことが多い。
【容姿】身長135cm 乳白色のショートヘアで、ややふんわりとしている。おでこを出すように、前髪を左右に分けている。やや太めのまろ眉をしており、瞳の色は黄色。服装は膝元より少し短いサイズまでの白いワンピースに黄色のジッパー付きのフード服を着て、丈の短い茶色のミニパンツと膝部分までの黒ゴムスパッツ、足元は黄色と黒色を基調としたスポーツスニーカーを履いている。
【邂逅】《不安》
根付いてしまった感情は『不安』。彼女の家は両親ともに共働きでかなり忙しいのか、家に帰ってくることは殆どなく、出張や転勤が多かった。それでも両親が帰ってきた時は、彼女にきちんと甘やかしてくれたり、仕事で疲れて居るにも関わらず、夜遅くまで彼女の話を聞いてくれ、とても恵まれた家庭といえただろう。...しかし、その次の朝には両親は既に仕事に出ていってしまい、また彼女に孤独がやって来て、その小さな体に『もし今度二人とも帰ってこなかったらどうしよう。』という不安と、『また"いってらっしゃい"をいえなかった。』という後悔が積み重なって行くのだった。...さらに、転勤が多く、引越し自体も多かった彼女は、せっかく出来た友達とも直ぐに別れてしまうことが多く、それもいつも突然で、寂しがり屋の彼女は、いつもそれを恐るかのように、ギリギリまでみんなと遊ぶのだった。...そんなある日、彼女の両親が突然死んだことを告げられる。死因は交通事故、出張先の交差点で二人が外食を取ろうと街へ出たときに、運悪く暴走したトラックに跳ねられたそうだ。...彼女はにわかに信じられなかったが、ついに予言が的中してしまったのだと、心のどこかで納得している自分がいて、その日はまるで抜け殻のように何も反応がなかったと当時彼女に伝えに来た親戚の人が答えた。当然、彼女は親戚のところに預けられることになり、それまでのお友達ともお別れすることになった。...きっとその時に彼女はシャーリー・テンプルに取り憑かれたのだろう。...以来彼女の不安感はどんどんと募っていき、遂には『今日別れてしまったらもう二度と逢えないのではないか。』という強迫観念に捕われるようになり、友達もそんな彼女に対して"執拗い"と感じさせてしまうようになって、以前のように友達作りが出来なくなってしまった。
【備考】少し我儘で嫌な事があるとすぐに拗ね出すが、基本的には明るく、素直で好奇心旺盛な女の子。自分より強い人や、年上の女性に憧れの念を抱くことが多い。
一人称はマリー、二人称は貴方、キミ、名前、あだ名

シャーリー・テンプル

遠距離支援

【宿主】不安
【実体】視認のみ可能
【能力】遠視、透視、複視
【射程】遠距離
【汚染】初期数値3
【概要】巨大な15m程の怪異。宿主を跨ぐように発現し、宿主と視界を共有する事ができる。地上15mから周りを見回したり、その先にあるモノを透視したり、また、その位置から見える場所に目を飛ばし、複数の場所に視覚を設置する事ができる。ただし、一度に目を設置できる場所は汚染数値分と限られていて、宿主が一歩でもその場から動けばこの怪異は発現を解除される。

2018/10/14
2018/10/15