【読み】しんい とらつぐ
【性別】男性
【年齢】35歳
【職業】雑貨小物販売卸業
【PR】多弁、理屈屋、負けず嫌い、意地っ張り、怒りっぽい
【性格】
一人称:自分、僕 二人称:苗字+敬称、苗字
基本的な人辺りは良いが、プライベートを晒すのが苦手。聞き上手とは言われることはある。
独り言が多く、理屈っぽい。自分がどう思われるのかに興味がないため、リアクションは素になりがち。
どうでも良い事まで分析しようして、考え過ぎを良く咎められる。理屈と軟膏をどこにででもくっつけたがる。
溶岩が滲み出るように心の奥底では常に煮え滾った怒りが湧いているのを自覚している。
その感情をコントロールするために、自分が何に怒っているのか、どうすればそれは正当な怒りなのかを、常に考えている。
自分の抱く怒りが、正当な怒りであろうとしている。しかしそれは「叩かれる相手」を探すような行動であると自己批判し自己嫌悪もしている。結局最終的に自己に怒りを向けることで怒りをコントロールしている形。
いよいよ解消しきれなくなった時はBarで酒を飲み(一人では飲まない)、愚痴をもらしつつ、カラオケで絶叫系を歌う。
【容姿】身長や服装まで
黒髪黒目。183cm/78kg 物流管理と事務とジムと実家の農業手伝いで色々と鍛われている。
肩幅広くガタイも良いが童顔なのでどうかと思うと、良く鏡の前の自分にウンザリしている。
髭を毎日剃るのが面倒だし、伸ばしたいと思っているが、何故かいつも剃ってしまう。
白系の上着に黒のスラックス、ジャケットは日によって様々な色。時計は決まった物を一つ。
子どものころからしているドッグタグを首から素肌に提げている、子供っぽい物だが名前と生年月日が彫られている。
【邂逅】≪激怒≫祖母と母、凄まじい嫁姑の喧嘩が日常的に絶えない家庭に産まれる。その喧嘩が飛び火し自分に向かう事は幸いなかった。その点では今思えば母と祖母に感謝している。しかしその日常が徐々に自分を苛んでいく感覚は拭いきれないものだった。両親の喧嘩、怒号罵声を止めようと何度も自分も爆ぜるように感情を発露した。手は出さなかった。灼熱が脊髄を駆け上がり、それを前頭葉から迸らせ、烈しい言葉をぶつける都度脳細胞が死滅していくのが分かった。それを20代半ばまで続け、そして母と祖母の和解は成らないままに祖母は老衰し、母は怒る相手を失った。家庭は穏やかになったが、溶岩だけが自分の中に燻っていた。一度も暴力に変えた事の無い灼熱が歪んで心の奥底で冷めずに滞留しているのを自覚した時、それが視えた。
『スレッジ・ハンマー』と名付けた、いや、思い出したのか、定かでは無いそれが気が付けば現れる。
急かすように現れるそれに常に苛立っている、腹の底で、夢の中で。
【備考】
怪異対策局の存在を風のうわさで聞きつけた時、Barを訪れ相談したことが切っ掛けで対策局に所属する。
自分と同じように、怪異を有している仲間と話し合う事で、自分のコントロールを飛躍的に高めれたと感じている。
怪異の存在も有り方も、対策局に来て初めて知る。ようするに、それまで何かがあって、その力に気付いたことすら無かった。
その力を使ったとき、自分の奥底に揺蕩う溶岩がどこへ流れ出すのか、あるいは溢れだすのか…、それを考えながらこの場所に居る。
【宿主】激怒
【実体】発現時のみ実体化
【能力】衝撃収容
【射程】近距離
【汚染】初期数値2
【概要】巨大な鎧を着た亡者の怪異、この怪異が発現している間、宿主が受けた衝撃は全てそのままこの怪異に吸収され、この怪異がその衝撃を近接攻撃によって出力する事ができる。つまり、発現中は宿主が入力、怪異が出力となり、実質宿主は衝撃系の攻撃を無効化する事ができる。1日に発現していられる時間は汚染数値によって決まり、汚染数値×10分(1ロル)間となる。