それは人の心の奥底の―――

天内 天麻

ボッチ・ボール

【読み】あまない てんま
【性別】男
【年齢】18
【職業】学生
【PR】強運 白髪 屑 世界への絶望 怠惰 渇望 無欲 甘党
【性格】
努力を怠り、やる気皆無。家にいても、寝てるかぼーっとしているか。他人の話も碌に聞かないうえ上記のめんどくさがりのせいで、友達もいない。それどころか頼る人間すらいない。生きているのすらめんどくさいと思っていたりしているが唯一の楽しみは、一人でタバコを吸ったりしていることや、甘いものを好んで食べたりする。距離感が近い人間に苦手意識を持っており、同時に努力家や、野望を持つ人間や暑苦しい人間をこっそり馬鹿にしていたりする。一応人と話すときは、普通にけだるげに話すが、自分の怪異と距離感が近い相手には、無意識に冷たくあしらう。別に嫌いではないがそれ以前に、距離感が近いと逆に不安らしい。かなりひねくれものでもある。

【容姿】白い伸びきった髪に青みがかった黒のメッシュの髪に、虚ろで、どこか透き通った蒼い目に
    白めの肌。黒いYシャツに、ジーパンの服装をしていることが多い。身長は、176㎝体重は
    59㎏とやせ細っている。
【邂逅】
―怠け者-
家庭自体は特に変哲もないごく普通の家だった。だが彼の父親は、自分や、母親に家庭内暴力を繰り返す、家庭で育った。小学校の中間あたりに、離婚し母親についていくと、母親は、新しい男とともに、彼を捨ててどこかへ行ってしまう。その後孤児院に引き取られたが、周囲と、孤立しており、同時に、学校でも虐めを受け、教師に見放された。何でもない家庭だったはずが、突然彼の人生を破滅へと導かれる。彼は、学校で、周囲の闇を、知っている。それは、学校だけではない。日常生活でもそうだ。大人たちの欲望・偽物の愛。周囲の意地汚い思想。いつしか彼は、この世のすべてに絶望し、「もう、何もかもめんどくさい。何も望まないし何も欲しくない。俺は、何もしたくない。」彼は、絶望の中ですべてをあきらめ、すべてを捨て、何にも興味を示さず、何も信じず何も行わない。―怠け者―となった。
【邂逅Ⅱ】
―不信―

天乃原アカリのやさしさに触れて自分は、気づいたのだ。信用できる人間もいる。
だが、同時に過去の人間の汚さや、醜さを思い出し、何かどす黒い何かが沸き上がる感覚を覚えた。
信用できる人間もいる。だが信用できない人間しかいないという相反する自分の感情。
人を信じきれない彼は、どうすれば人を信じられるか考えてみた。今までだって自分の理解者が
いないと、人を信じてこなかった。信じられる人間がいなかったのだとかれは常々思っていた。

天乃原アカリが受け入れてくれると言っているのにそれでも信じられない己の弱さに絶望感すら
覚えていた彼。そして、多くの敵を作ってしまったことへの後悔が、彼の人間への不信を増長する。
こんな俺を受け入れる人間なんて誰一人いない。真に信じられるのは、自分以外居ないのだろうか。

――いいや?此処にいるぜ?人じゃねぇけどな――

だれだ。そう思いながら暗闇の中を探ると仮面をつけた化け物が似たりを笑い、彼に近づく

――初めまして宿主さんよぉ。俺は、不信。お前のお話相手みたいなもんさ――

なんなんだこいつ。またやかましい奴が来たな。

――ひどくね!?ちょっとよぉ、だんなぁ、も少し笑おうぜぇ~。そんなんじゃ人生つまんねぇって――

まためんどうくさいのがきた…

――おぉ、もう一人怪異がいるのか。あ、よろしくぅ――

また、意味の分からない奴が来たな。やれやれだ。

これが彼の絶望の終着点。「不信」の物語
【備考】
他人とコミュニケーションは、とれるが、自らとりたいと思わず、距離感が近い相手が嫌いだったり、自分の欲望や信念を、まっすぐに言える人間とも特に彼とは、あわない。彼は、人間が嫌いというより、一人でいたがり、同時に自分自身は、何もしたがらない。世界が汚れて見えるからだ。
学力的にも目立った学力をしておらず、成績も中の下と向上心のかけらもないめんどくさがりな男。
口癖は「めんどくさい」。楽に稼げるあぶないバイトをしていたり、学校をさぼっていることが多いので学園では、かなり問題児。普段は、一人で生活している。それ以外全部謎に近い。

ボッチ・ボール

中距離支援

【宿主】怠け者
【実体】常に実体化
【能力】笑う門には?
【射程】中距離
【汚染】初期数値3
【概要】地味な容姿の女性の怪異。その怪異は明るく陽気で常に宿主を楽しませてくれる。その行動はさながらピエロにも準ずる物がある。彼女の能力は宿主の運気を確定的に上昇させるものであり、宿主も、そしてこの怪異さえその能力に自覚がない。プレイヤーは任意のタイミングで半径5m以内の出来事に対しこの能力を行使できる。プレイヤーは1d10のダイスによって汚染数値以下を叩き出せば望んだとおり、もしくは望んだ結果に近い結果を得る事ができる。

2018/10/18

イスラ・デ・ピノス

中距離攻撃

【宿主】不信
【実体】発現時のみ視認可能
【能力】シュレッダー
【射程】中距離
【汚染】初期数値3
【概要】仮面を被った男。実体は無いが人によっては目視する事ができるかもしれない。ジョークが大好きで堅物なモンテカルロと遭えば宿主が制さない限り怪異同士で殺し合いを始める。この怪異の効果は宿主が指先で撫でた軌道をそのまま一刀両断するというもので、非生物であり物体である限りそれは綺麗に切断される。それが宿主の半径5m以内に在る以上、好きなタイミングでそれを切断できる。ただしこの怪異が持つ刃物の刃渡りは汚染数値×10cmと汚染数値によって変動する為、切断できる物の厚さも変わる。

2018/10/26
2018/10/24