それは人の心の奥底の―――

愛屋 望愛

エクソシスト

【読み】あいや もあい
【性別】女
【年齢】16
【職業】学生、高等部所属
【PR】不惑、剛腹、真正直、無邪気、愛
【性格】愛に拘った性格。他人を愛し、自分が愛されることを喜びとする。声がでかく、言動が痛々しい。うるさい。
【容姿】155cm.白い薄着でいることが多く、黒髪黒目。
【邂逅】根付いた負の感情は『博愛』
愛とは正義だ。愛とは素晴らしい。皆が皆を隔てなく愛することができれば争いなんて生まれない。かの秘密結社が掲げる『自由・平等・博愛』、なんと素晴らしい。これこそ、社会性を持つ人間の最も美しい思想だ。

そんなことを思えるのは真に心に余裕がある人間だけだ。その点、望愛は典型的な例に当てはまる。
彼女は産まれながら恵まれた環境に生き続けた。豊富な学力、それを潤す経済的余裕、愛情を注いでくれる家族、美麗な外見、当然のように集まる友達、そんな環境にあり続けた人間は当然″そうでない者のことを理解できない″。
孤独感、絶望感、劣等感、疑問などの不足感、自分とは無縁の思いに苦しんでる友人がいれば「埋め合わせてあげなくては」「可哀想だ」と平気で思う。なぜその人がその境遇にいるのかが全く思考できない。落差というものがわからない。それゆえに望愛は突発的な感情のまま自由・平等・博愛を目指し続ける。それが結果として落差を拡大させ、二極化を助長し、最終的に破壊や崩壊に繋がることも知らずに。根本に迫ろうとはせず、目先の痛みをお手軽に愛という一方的な感情で穴埋めすることばかり行動する。
経済的にも精神的にも格差、レベルの違いというのは歴然としてある。最初っから自由でも平等でもない。望愛はそれを認めない。皆には愛があると信じている。愛されあればなんとかなる。平和になれる。幸せになれる。
そんな狂気が、怪異エクソシストを呼んだのかもしれない。ーー怪異の差さえなければ平等だろう?そうすれば互いに愛しやすくなる、そうに違いない。

「愛 am ナンバァァァ ワン!!!!人は何故苦しまなければならぬ だが、それが良い!!!!そうだろう!!!愛は、世界を救うっ!!」

『・・・』

その様は怪異ですら困惑させるのだとか。

【備考】思想が狂ってるだけなので、それ以外は普通の元気(中二病)な女の子。甘いものと音楽が好き。

エクソシスト

近距離特殊

【宿主】博愛
【実体】発現時のみ実体化
【能力】怪異祓い
【射程】近距離
【汚染】初期数値2
【概要】修行僧の様な格好の怪異であり、世にも珍しい"怪異を喰らう怪異"である。その能力は宿主が視認した怪異を宿主から引き剥がすという物なのだが、発動条件がその宿主に触れた瞬間でなければいけない。この効果を受けた者は汚染数値が1減少するのだが、この怪異の汚染数値さえも同時に1減少する事となる。

2018/10/24
2018/10/28